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2011年3月11日 午後2時46分 マグニチュード9.0の巨大な地震が発生しました。 大きな揺れによって,各地で大きな被害が出ました。
やがて押し寄せた大津波は,あらゆるものをのみ込み,奪い去りました。
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多くの学校が避難所になり,たくさんの人が避難しました。震災当時の思い出を当時の中学生は次のように話しています。 「店には品物がなくて,買いに行けなかった。」「お風呂に何日も入れなかった。トイレに行く回数を減らすために,水分も我慢した。」「友だちや親戚のことがすごく心配で眠れなかった。」
普通の生活を送ることがいかにありがたいことなのかが感じられた日々でした。
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みんなが普通の生活を送れるように,たくさんの人たちが支援に来てくれました。また,全国から支援物資がたくさん届けられるようになりました。少しずつ電気・水道・ガスなどのライフラインも復旧しました。このような支援もあり,被災した人たちもみんなで助け合いながら生活できるようになっていきました。
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市内学校の全児童生徒が「自分たちのふるさと仙台を明るく元気にしたい」という願いのもと,震災からの復興に向けて,自分たちができることについて話し合いました。そこで出された意見から,たくさんのことが実現しました。例えば
,各校でのあいさつ運動,各校が作った復興への応援旗を商店街に飾ること,自分たちで復興ソングを作り,すべての学校で同じ時間に全員で合唱をする。などです。これが,「児童生徒による故郷復興プロジェクト」のはじまりです。
それ以来,市内の各学校では3月11日に合わせて様々な取組を行っています。復興折り鶴制作もこのプロジェクトの一つとしてはじまりました。 |
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